土日休み&平日休みそれぞれのデメリット
看護師が働き始める時は、休日の取り方に注目して職場を選ぶようにしましょう。「平日休み」「土日休み」の職場があり、それぞれにデメリットがあります。どちらのデメリットが深刻かをチェックして、自分ならどちらの休みの取り方がいいか考えてみましょう。
楽しいイベントに参加しにくい「平日休み」
平日休みの仕事は、土日に有休がとりにくい雰囲気があります。職場のみんなが休みたい土日に、自分だけ休みたいというのは勇気がいります。平日休みの職場で働いている看護師も同じように土日に有休を取るのは難しいでしょう。平日休みのデメリットとして楽しいイベントに参加しにくいことがあります。好きな歌手やアーティスト、アイドルがいる人はライブやコンサートに参加したいと思うはずです。しかしほとんどのイベントは週末の土日に行われます。たまたま日程があった時しかイベントに参加することができません。せっかくストレスを解消する最高の場が提供されているのに、休みが合わなくて参加できない…これではさらにストレスがたまりそうです。また学生時代の友達の結婚式・披露宴もほとんどの場合週末に開催されます。久しぶりの友達との再会が果たせずに切ない思いをしそうです。
夫婦や家族で楽しめません
夫が土日休みの場合は平日休みだと休日が合わないため、夫婦で一緒に旅行をしたり出かけたりするのが難しくなります。もちろん恋愛中のカップルにも同じことが言えます。そもそも彼氏になるかもしれない男性との出会い自体が少なくなる可能性もあります。また子どもがいる家庭では、子どもの参観日や運動会などのイベントに参加できなくなります。子どものイベントはほとんどの場合、週末に行われるからです。さらに平日に母親が休日だと知ると、子どもも学校を休んで一緒にいたいと言い出すこともあります。土日に一緒に遊べないので子どもが可哀そうだと自分を責めてしまいそうです。何とか説得して学校に送り出すのが一苦労という看護師さんもいます。
旅行代金が高い「土日休み」
土日休みは旅行に関するデメリットが大きいです。土日の旅行は旅費が圧倒的に高くなります。旅館やホテルは週末になると宿泊代金が跳ね上がります。海外旅行ツアーなども平日出発のツアーに比べて倍くらい旅行代金がふつうです。旅行が大好きで、生涯通じて趣味として楽しみたいと思っている場合、土日の旅行代金の高さは切実な問題です。「年収が旅行代金の差額分低い」のと同じくらい問題だという人もいます。せっかく働いて年収を高くしても、土日の旅行代金がそれ以上に高いため、働いても意味がないという看護師もいるほどです。
混雑していて不便な面も
旅行以外でも土日は様々な場所が人であふれています。食べ歩きが趣味という場合も、週末の人気の飲食店の行列は長く、1食を楽しむための労力が平日の倍くらいかかってしまうかもしれません。電車も込んでいますし、道路も混んでいます。目的地に着くまでに時間がかかり過ぎてしまい、観光が全然できないということもありそうです。また週末は市区町村の役場が休みなので、いろいろな手続きをするのが大変です。さらに病院も土曜日の午前中しか行くことができないため、病気になったら通院するのにも一苦労しそうです。